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公用語はタイ語。東北部(イサーン)や北部、南部になると方言がある。山岳(少数)民族などは独自の言葉を話したりする。
日本人が耳にすると、初めは「ミャーミャー」とか「ニャーニャー」言ってるようにしか聞こえない。これはタイ語が多くの母音と子音からなり、そこに声調が加わり、日本語にはない発音をしているからである。それでも、慣れてくればタイ語はさほど難しい文法ではないので、すぐに覚えることが出来る。
マジ!?
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国民の90%以上が仏教徒(上座部仏教・テーラワーダ)。そのほかイスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教を信仰する人もいる。タイの家庭や店などでは、頭より高いところに仏像を安置する。枕元にも小さな仏像やお守りを置いたりする。旧暦(太陰暦)に従い月4度の仏日(ワンプラ)があり、生花や水(酒)などを供え線香をあげる。※仏日→新月、上弦、満月、下弦の日
年に何度かある仏教関連日は特に、タイ人は普段から寺に通う。嫌なことがあると、すぐタンブンをしに寺に行く。また、普段から仏陀、高僧、ラマ国王などのお守りペンダント(プラクルアン)を身に着けている人も多い。 |
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※タンブンとは→よい行いをして徳を積むこと。
タイ人は輪廻転生を信じているため、タンブンをして来世で幸せに生まれ変わることを望む。
フムフム・・
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タイの街角から田舎の農村まで、寺院(ワット)はタイの人々にとって生活の一部である。寺には多くの僧侶(お坊さん)たちが住み込み、タンブンを積み修行している。坊主で黄色の袈裟を着ている人がそれ。早朝、托鉢をする僧侶の群れは日常の光景である。
よくガイドブックで僧侶はお金を持ってはいけないとか、タバコを吸ってはダメだとか、女人禁制だなんて書いてあるが全てがそうではない。修行僧のほか一般の人も(期間限定で)出家することがあるため、携帯片手に奥さんと話をする僧侶を街角で見かけもする。タバコを吸っている僧侶もいる。コンビニで買い物もする。女性は僧侶に触れてはいけない。バスや電車内では、客同士席を交換したりして、女性が近づかないように配慮する。※仏教徒のタイ人は冠婚葬祭のときに僧侶を呼ぶ。
ムムッ!?
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