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タイ人が常に携帯しているIDカード。でもタイ語で何が書いてあるのか分からない。そんな素朴な疑問を持ったことのある人いませんか?今回は「バート・プラチャーチョン(国民身分証明書)」と呼ばれるタイのIDカードについて検証してみたいと思います。
ムムッ!?
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病院に行くとき、銀行口座を開設するとき、車やバイク、携帯電話を買うとき、アパートの賃貸契約を結ぶとき、レンタルビデオの会員になるとき、航空便(国内)に乗るとき、ホテルに宿泊するとき、警察に捕まったとき、などなど日常生活の中で使用頻度が多いタイ人にとってのIDカード。満15歳になるとタイ国民には、このカードが発行され常時携帯していなければならないということになっています。(7年毎に更新)
※現在は新規交付(再交付)者に対してプラスティック製(ICカード型)のものを交付。
※2011年7月10日~7歳以上のタイ国民に対しIDカードを発給開始。(有効期限8年)
では、「バート・プラチャーチョン」の中身をさっそく覗いてみましょう。 |
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| 性別は?結婚してる? |
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突っ込みタイところはたくさんありますが、先ず、【A】の顔写真と身長。背景にセンチ表示があり、おおよその身長が分かるようになっています。ひねくれた視点で見ると、ハリウッド映画とかに出てくる犯罪者の写真のような気がしないでもない・・。(苦笑)
興味深いのが【F】の名前の欄。男性は英語の「Mr.を意味する (ナーイ)」という記載しかされませんが、女性の場合は「Missを意味する (ナーンサオ)」と「Mis. (ナーン)」の2パターンで記載され、未婚者と既婚者の区別をしています。また、タイではオカマ(ガトゥーイ)が有名で、世界的に見ても一般社会に認知されている部分ってありますよね。でも、もちろん彼女ら(彼ら?)は、いくら手術後であろうと性別としては男性で表記されるとのことです。(当然か) |
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| 生年月日は? |
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| 次に、【H】の生年月日。これは仏暦で表記されています。タイでは未成年をこそっとナイトバーで働かせている店もあるため、ホテルに連れ込んだ際は、ロビーでタイ人女性のIDカードを確認する場合があります。(もちろん盗難防止対策でもある)
身の周りのタイ人で「歳をごまかしてないよな?」なんて疑問を抱いたらIDカードを見せてもらえば、すぐ分かるのでチェックしてみましょう。※「仏暦(記載されている年号)=西暦+543」となる。 |
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| 信仰宗教は? |
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【J】の信仰している宗教というのも興味深い。いや、宗教なんて個人の自由でしょ、そんなプライベートな部分まで記載しなくてもと(多少)感じますが。ちなみにこの欄には、
「仏教 (ブット)」、「キリスト教 (クリス)」、「イスラム (イサラム)」、「ヒンドゥー (ヒンドゥー)」の4通りで記載されています。
※2003年以降~新規交付(再交付)されたIDカード(ICカード型)には信仰宗教の欄が記載されなくなっています。 |
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| 純粋なタイ人? |
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もっとも興味深いのが、【B】~【E】の13桁の国民登録番号。この13桁のIDカード番号は、1984年(仏暦2527年)5月31日から使用されるようになり、同年1月1日~5月31日がその移行期間でした。まず【B】は「1~8」までの番号で区分けされるのですが、意味は以下の通り↓
【1】:タイ国籍を持つ者で、1984年1月1日以降にタイで出生し、出生届けをすぐに提出した者。
【2】:タイ国籍を持つ者で、1984年1月1日以降にタイで出生し、出生届けをかなり後に提出した者。
【3】:タイ国籍を持つタイ人または外国人で、ID所有者であり、1984年1月1日~5月31日の間に住居登録書に名前が登録された者。
【4】:タイに移住(引越し)してきたタイ人または外国人で、ID所有者だが、1984年1月1日~5月31日の間にIDの登録番号を取得できなかった者。
【5】:タイ国籍であるが、IDを長年申請せず所持していなかった者。登録手違いなどで登録されていなかった者。
【6】:タイに法の下で入国した者、または非難してきた者で、一定期間タイに滞在している者。(山岳民族など)
【7】:タイに法の下で入国した者、または非難してきた者で、一定期間タイに滞在している者(上記6)の子供。
【8】:外国人でタイに移住をしてきた者で、ID所有者であり、タイ国籍を取得している者。または申請中の者。
【C】は、左の2桁が出生地の県のコード、右の2桁が出生地の市(郡)のコード。【D】は登録時の振り分け番号。
【E】は、【B】~【E】までの12桁の個人情報を確認~区分けしたもの。
いや~、あんなに単純に見えるIDカードにまさかこれほどまでの個人情報が記載されていたとは驚きとともに、ある意味感心です。皆さんも近くに正体不明の怪しいタイ人がいたら、IDカードを見せてもらってチェックしてみましょう!(いや、そういうヤツは絶対見せてくれないか)。 |
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