当然のことですが、国際結婚は「他人との結婚」であり、しかも「異国人との結婚」です。よく考えれば、この時点でハンデを持ったところからスタートする「ギャンブル」にも似ています。(一般の日本人からすれば)言葉も文化も違う人との結婚となるわけですから、それは間違いなくハンデです。
でも、ハンデを楽しみ乗り越えるのが国際結婚であり、ハンデのせいで失敗や離婚へと繋がるのは、それはその人の判断と行動が間違っていたという事実につきます。
では、どうすればタイ人とうまく付き合えるのか?結婚生活をうまく運ぶことが出来るのか?
まず、【心配と不安は嫉妬や猜疑心の元】という単純だが意味のある言葉にヒントがあると言えます。「言ってることもやってることも分からない・・」。彼女の言動が理解できない・・と嘆く人が多いようですが、異国の人だからそれは当たり前のことです。それを深く考え過ぎ、「心配や不安」に転換してしまうからダメなわけです。そんな感情は、関係を悪化すれど良くすることは絶対にありません。特に、タイ人はこのような行為を極端に嫌います。自分たちが、そうであるから・・なのかもしれません。
なぜか、「疑う人には、疑われるのを嫌がる性格の相手が寄ってくる・・」ものです。そして(実際)疑われるようなことをやっている―。要するに、どっちもどっち・・ということ。
そういう人は、先ず、二人の言葉の意思疎通レベルを上げることから始めましょう。彼女が日本語を覚えるのか、自分がタイ語を覚えるのか、歩みよりは大切です。異国人同士の結婚であるからこそ、常に話し合い、理解し合うことが大事です。意思が通じ合っていないともちろんストレスが貯まります。それは(後に)失敗へ・・と発展する一つの要素であると言えます。
また、タイ人に関して、よく出てくるのが(やはり)金銭感覚の違い・・という問題です。【完全に騙されていた・・】人の中には、金銭でもめて、その上ほぼ破産寸前まで大切な貯金を使われて離婚・・といった悲惨な話もあります。ただ、これら全ての人に言えることは、「自分の理想と現実の違いをよく把握できていない」という一言に尽きます。年の差と現実のギャップ、勘違いなど・・得てして「自分と彼女のことを客観的に見えていない人の先走った行動・・」が招いた結果であると言えます。
ただ、最も失敗例の理由の一つとして挙げられるのが、【タイ人のワガママに我慢できなくなった・・】人たち。エゴが強い人が多いようですが、結局、考え方の相違を受け入れることが出来ない→話し合いではなく、ケンカの回数が増える→更に関係は悪化→それでも、タイ人はワガママだから自分の意思を貫き通す。だから、タイ人と同じ目線で張り合っていたのではダメ。解決策は見えてきません。
異国人同士が結婚するわけですから、全てを受け入れてあげるぐらいの大きな気持ちで臨むことも大事です。何でもおねだりを聞いて受け入れるべきだ!と言っているのではありません。
「どんなときでも大人の男性!」を常に意識し、タイ人彼女に接する。(いい意味で)逆にコントロールするぐらいの大きな器の粋な男を目指しましょう!
【タイ人のことを子供だ・・】と認識する。これが意外にいいヒントなのかもしれません。もめたとき、おこづかいが欲しい・・とねだってきた時、そこで一方的に怒ったり、否定すると、タイ人は(子供のように)すねたり、むくれたりします。それは理不尽な子供のようでもあります・・。
でも逆に、どんな時でも、真剣に本当のことを話す。教えてあげる。そうすることによって、子供は納得し、言うことを聞いてくれるようになります。怒るには怒るなりの理由、否定するのにも本意があります。嫉妬でも金銭的な問題でも、彼女の親がムカツク・・とか、それはとにかく全てにおいてです。自分の意思(本心)を訴え聞かせる。それがへたに詮索するよりも、一方的に否定して争いを招くよりも、最も利口で手っ取り早い手段だと思われます。
また、【よくねだられてしまう人・・】の中で愚痴を言う人がいますが、それは、その人が「何でもねだったら買ってくれる人・・」と思わせてしまったから、またねだられているだけのことです。その人の行動が招いた結果です。田舎出身の女性なら特に(元々)お金を使わない環境で育ってきたわけです。変えたのはその人です。
タイ人は純粋で直接的にものを言う民族です。陽気だけどすぐ調子にも乗ります。「いっぱい買ってくれる」→「これもねだったら買ってくれるかな?」→「じゃこれもねだってみようかな?」。自然な行為です。遠慮を知らない子供のようでもあります。ただそれを簡単に否定したり、深く考えたりするからワケが分からなくなるわけです。
【アメとムチの上手な使い方】、【財布の紐を締める時と、緩める時のバランス】を常に意識しましょう。
結婚生活にはそれぞれのパターンがあるのかもしれません。ただ、「タイとタイ人に対し、何事も大人の対応で対処できる大らかな心と術(すべ)を持ち合わせている人かどうか・・」。それが国際結婚の答えであり、現実であるように感じることも確かです。
そして、【結局(所詮)は違う人種の民族だから・・】と、自分の考え(信念)とは矛盾した文化(社会)の人たちでも、ある種、諦めにも似た感情で受け止め、柔軟に応じることが出来る人。いや、出来ている人が、ずっと幸せにタイ人奥さんとの生活を続けているように感じたりもします。
(実は)そんな矛盾を楽しみつつ、アジアそのものを受け入れ航海し続けることが国際結婚の醍醐味なのかもしれません―。
タイ人との国際結婚のやり方!