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タイ恋愛道場
ラストオブタニヤ―アジアンレディの井戸端会議
先日、日本人の知人3名が、パタヤを訪れた。そして、彼らが、パタヤの歓楽街を歩き、選び抜いた今晩のお相手、それぞれの連れている3人のタイレディたちは、、それらが三種三様。まさに、「アジアの夜の女たち・・」的な匂いをプンプンに発する代表格のような存在だった。。

1番バッター、「キャピ子(仮名/22歳)」は、パタヤ一の歓楽街通りウォーキングストリート内、有名GOGO店のダンサーで、勤続1年。自称NO.1だとかエラそうなことを言っているが、実際、子顔色白の可愛い顔立ち。終始、笑顔と小話を絶やさないが、、微妙な日本語も操る
キャピキャピ系、夜の女である。

2番バッター、「シャイ子(仮名/20歳)」も、同じくウォーキングストリート内の有名GOGOで、勤続6ヶ月。浅黒くて小柄のイサーン美人(東北地方)である。使用可能言語は、英語少々。特に、でしゃばるでもなく、会話に参加しないでもなく、付き合いの酒を飲まないということもなく、、とにかく、その場、その場の状況に応じて、UP・TO・CUSTOMER
(客次第)を頑なに実践する、シャイ系を装った、、実はプロフェッショナル系、夜の女である。

そして、3番バッターは、さすがの強打者。「タニ子(仮名/?歳)」は、とあるカラオケクラブからママ一押しの推薦でオフされた、元タニヤ出身の年齢不詳レディ。(※タニヤとはバンコクの日本人通りのこと。日本人専用のカラオケクラブがいっぱいある) さすがは、これがタニヤレディと思わせるほど、相当量の日本語を理解し、奇妙に話す。。過剰なサービスもなんのその、夜の世界の酸いも甘いも知り尽くした、職人系、夜の女である。

それぞれが、それぞれの店から連れ出され、客の一つの輪の中で、集結する。。男は、男同士、、日本人同士、アジアンレディを横に据え、観光地での酒盛りを始める。そして、女は、おんな同士、、同業の女同士、夜の井戸端会議を始めていく・・。


先ずは、年齢の近いキャピ子と、シャイ子が、お互いの店(GOGOバー)を教えあい、話は始まる。一方のタニ子は、日本語が話せるため、怪しくも絶妙なタニヤントークで、会合を盛り上げている。キャピ子と、シャイ子は、ものの数分で打ち解け、お互いの店のサラリー、客層、チップなどを教えあい、情報交換に話を終始。。

その後、お互いの今、横にいる彼(客)の宿泊しているホテル、束縛時間、滞在期間、チップの額など、、お互いにとっての好材料を、こと細かに交換していくのであった。

そんな二人をよそに、タニ子は、さすが夜の女の鏡・・まさにプロとも言うべき仕事(作業)を熱く、そして、タンタンとこなしていく。。客がタバコを取れば、ライターに手が伸びる。。客が汗をかいていれば、ティッシュに手が伸びる。。飯が来れば、取り分ける。。そして、自らも酒をガンガンあおり、怪しいタニヤ言葉で、会合を盛り上げていく。。

だが、熱く押した後が、、タニ子の勝負どころだ。タニ子が、見ているのは今、その場ではなく、、彼(客)との明日、そして、将来である。


勢いよく、カクテル数杯を空け、酔っ払ちゃったわ、私・・モード炸裂のタニ子は、次の作業。お盛んショーへと、仕事を移行していく。。初めは、「アナタ、アシタ、ワタシ、チェンジダメでしょー」と、女を変えずに、明日もワタシと一緒にいて・・おねだり作戦にうって出る。もちろん、タニ子の手は、彼(客)のヒザ上へと置かれてある。。


あとは、、畳みかけるように・・・。


数分後、再びモードチェンジ。。これまで、笑い~オネダリと来た次は、しっとり甘えモード作戦。。彼(客)の目をガン見し、、抱きつく。そして、キス。。ガン見し、、抱きつき、、キス・・という流れを、、しっとりタンタンと繰り返していく。で、、その数分後。。彼(客)、、あえなく消沈。。翌日もオフ決定!


さすがは、元タニヤレディ。狙った獲物は、そう簡単には逃さない・・プロフェッショナルハンターである。

と、タニ子が、奮闘している最中、、一方のGOGOレディ二人の女たちの会話。。シャイ子が、「今日は日本人の彼を選んだため、イングランド人の彼が怒っている・・」とキャピ子に相談している。。二人は、まだ若く、、彼(客)を選べる立場にあるようだ。。

そして、目の前に繰り広げられる、得体の知れない生物タニヤレディの言動を、、たっぷり1時間ほど味わったパタヤレディの二人は、、ここでようやく、タニ子に興味を持ち始める。


過剰にも見える彼(客)へのサービス、しかも、分けのわからない日本語をベラベラ喋っている。歳も、ある程度いっているように見えるが、、なにしろプロの女の匂いがプンプンしまくりなのである。改めて、それぞれが自己紹介を始め、、そして、二人は、未開の地バンコクのことを聞き、多少ながらも、タニヤへの関心を、抱き始めるようになる。。

タニヤのシステム。厳しい規律。こわいママさん。。
勤続当初は、日本語学校へ通い、日本人マネージャーから会話レッスンの訓練も受ける。田舎~パタヤにやってきた二人は、、「なぜ、そこまでして・・」という興味深々な表情だ。
だが、駐在員のミアノイ(妾)になれば、いい客がつけば、、車に家に洋服にバックに・・。いろんな物を手にすることができる。。一人のタニヤレディに、毎月30万円もの大金をつぎ込んでいる駐在員もいるぐらいだ。。(いまだにいるらしい・・)

タニ子の話にも、熱がこもる。

だが、キャピ子も、シャイ子も、まだ若い。。しかも、今の自分の境遇で、自分の仲間たちと、ワイワイやって、、稼いでいる現状を変える気は、更々ない。。二人は、結局、タニ子を、「自分の知らない領域の夜の女(おばちゃん)」と捕らえただけであった・・。


で、実際のところ、タニ子は、さすがプロだけあって、歳もそこそこにいっていた。。初めは自称24歳と語っていたが、ものの数時間でボロが出て、31歳ということが判明。パタヤに来た理由も、「今のタニヤも、やはり若い子が優遇される時代になった・・」とのことだった。。ま、簡単に言えば、売れなくなって、パタヤのカラオケクラブに流れてきた・・といういきさつである。


笑い~エロエロ系まで、ベタベタな小ネタと、様々なモードで男を操る、ラスト・オブ・タニヤ。時代に取り残された・・夜の女。

将来などまったく考えていないように見える、パタヤレディ。今を楽しみ生きる・・夜の女。

それに群がる世界各国のおっさん・・夜の男。

そして、そんな様々な種の男も女も、全てを一手に受け入れ、飲み込んでしまう街、パタヤ。
それは、性とか、快楽とか、解放感とか、などといった強力なエネルギーを発する、でも、何か混沌として、何か殺伐とした・・異空間に迷い込んだ動物たちの会合のようにも見えた。。


パタヤは、野性の王国である。
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