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| ターデン恐怖症 |
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タイには、ターデン(赤目)と呼ばれる病気がある。年明けを迎えてから、その後、暑い時期にさしかかるソンクラーンの4月ぐらいまでが、そのシーズンなのだろうか。街中でちらほら、そして周囲でもちらほら、赤い目をした人を見かけるようになる。それが、ターデンの時期だ。
タイ人なら一度はかかると言われている伝染病の一種、ターデン(赤目)。日本でいう花粉症みたいなものなのだろうか。ある時期になると、奴らは突然、そして一斉に大挙してくる。。
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ウワサ1 花粉のように、ある時期(1月中旬頃~)になるとターデン菌が繁殖、空気中を飛び回る
ウワサ2 汚いといわれるタイの水道水が原因、ボウフラ(蚊の幼虫)のように下水道でターデン菌が繁殖
ウワサ3 正月中にハデに遊んだ医者達が、意図的にターデン菌を撒き散らしている
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などなど、その真相は不確かだが、とにかく奴らは、発症すると非常にやっかいなシロモノである。タイに来てまだ間もない頃、ボクは、生まれて初めてのターデンに感染した。原因は、友達のアメリカ人から。。彼は古式マッサージに行った際、マッサージ嬢からターデンをうつされた。
もともと目が強いボクは、「これで俺もタイ人の仲間入りかぁ…」なんてノン気なことを言い、薬局で購入した目薬をさし、さほど気にかけなかったのだが、、1週間経っても、10日経っても一向に症状は治らない。。そして、、更に1週間が過ぎると。。
目は蜂に刺されたようにずんぐりと腫れ上がり、うっすらと開けることができる白目の部分は全て充血状態。目は痛くてろくに開けることが出来ない。かきむしりたくなるほどのかゆさ。とめどなく溢れ出す膿み…
朝起きて、目を自分で開けることの出来ない不快感。薬用洗浄液を流し込み、両手で目をむりやりこじ開ける。外出時はもちろん、日夜かかわらずサングラス使用。そして、サングラスをはずすと、ボクを見たタイ人たちは、自分の目を手でふさぎ、「うぁ~見ないでぇ~」。「うつっちゃう~」と、子供のように逃げ回る。。
目がろくに開かない、見えない、痛い、かゆい、顔立ちが不細工に変形する。。他人は近くに寄ってこない。何か自分の存在を否定されているような憂鬱感。。
「ブルーになる…」。そんな言葉がぴったりの病気だ。
結局、その後、薬局で目薬を代えること5回、目医者に通うこと2回、タイ人なら数日で治る病気を、ボクは完治するのに3週間を要した。ボクにうつした友達のアメリカ人は、病院の個室に一週間入院した。彼のホテルには、彼からうつされたと思われる発病者が、その後、ぞくぞくと増えていった。
その実態は不明だが、定説は・・・ 「感染者が膿みのついた手で何かを触る。
同じ箇所を、他人が触り、その菌がその人の目に触れれば、その人もターデン発病確定!」という単純な感染経過。つまり、感染者の膿み=ターデン菌はどこかに付着すれば、死滅することなく、おそろしい感染力で発病者を増やしていくのだ。。
そして、そのあまりにもすごい感染力から空気感染もあるのではないかと、我々の間では危ぶまれている。。
みなさん!「充血した目の人」、「涙目の人」、「不自然にサングラスをしている人」を見かけたらご用心!もし、目に違和感を感じたら、直ぐに薬局で目薬を購入し、小まめにケアするのが予防の第一歩です。
よく効く薬 商品名:[ DexOph ] Eye-Ear
Drops/STERILIZED
どこの薬局でも置いてある。一個25バーツ。病院で支給されているものと同じ。 |
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